いくら医療崩壊でも「医師は足りてます!」と言い放った自治体で働けるわけがない

いわゆる新型コロナ第三波がきて医療崩壊が現実味を帯びてきたが、ネット上でたまに「現場に出向かない医師はけしからん」みたいな金切声を上げている人がいるので疲れる。

ノブレスオブリージュとかボランティア精神みたいなものを期待して思いつきでいうんだと思うが、たぶん、これ、そういう単純な話ではない。

過去に一回、いわゆる第三波が来る前だが、某自治体にそれとなく医師が足りてないか聞いたことある。
結果から言うと「足りてます!」と半ばキレられながら回答があった。

理由は色々あると思うが、
・(コロナ以前は)公的医療機関を削減することが目標だったので今さら「足りない」とは認めにくい
・現在抱えている医療職を管理するだけで手一杯で、所属やキャリアも様々な医師を新たに招き入れて適切に配置することは想定していない(考えたくもない)
といったあたりでしょう。

猪股弘明
医師:精神科(精神保健指定医)

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