帰ってきたモトローラのパカパカスマフォ

twitter あたりでちょっぴり話題になっているモトローラの二つ折りスマフォ razr (レイザーと読む)。
ある種の世代からは「懐かしい!」という声が上がっている。
というのは、ガラケー時代にモトローラはこのデザインの携帯を作っていたから。
私も持ってたw

 

 

元日本代表サッカー選手の中田氏の動画はかっこいいんだが、やはり折り畳みということで若干問題点(耐久性)は指摘されているようだ。

動画内でも指摘されているが、1日あたり80回程度開閉するとおおよそ1年でヒンジ部が故障するようだ。
20万近くして1年持たないとなると、購入するのにちょっと躊躇する。
また、チップセットなどの性能も一世代前のスペックという感が否めない。
確かにデザイン性は優れているが、趣味的な端末に留まりそうだ。

スマフォを通話端末と考えた場合、携帯性の観点から二つ折りは便利で、実際、ガラケー時代の人気機種は二つ折りが多かったように思う。
ただ、現在、多くの人がスマフォに求めるものは、各種アプリの表示機能・カメラ機能などだ。これらの機能を重視するなら、単に一枚ズラのフラットなスクリーンの方が、フォルムとしては合理的だし、完成度としてもある程度成熟しているように思う。

二つ折りなど folding 機構にこだわるのであらば、あとひと工夫は必要なように思う。

 

猪股弘明

初出:『android/iPhone ユーザー友の会

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