ちょっと勢いで書きますが、個人的には、医療系の人材養成は学部でやるより大学院でやった方がいいような気がしてます。
もっとも北米みたいにほぼ全ての分野でそうするのは極端すぎる気がしますが。
となると、とりあえずは学士編入学枠の拡充ってことになるんでしょうが、日本は薬学部にしても医学部にしても学士編入学枠が少な目かなという印象持ってます。
というのは
・論理的思考力などを含め基礎的な教養は若い頃学んだ方が身に付きやすい(し、後で身に付けるのは難しい)
・実学は(外科的な手技を除いて)比較的高齢でも習得できる
と思うからです。
個人的なことを書くと私は理学部と医学部出てますが、どちらが大変だったかといえば圧倒的に前者です。
医学部は暗記マシーンと化してれば良かったので、学力的な意味では進級はかなり楽だった印象があります(経済的には当然かなりきつかったですが)。
みなさんはどうお考えでしょうか?
猪股弘明
医師(精神科:精神保健指定医)
理学士(物理)
(初出)『薬剤師に必要な基本的臨床医学知識を研究・実行する会』