HPKI 署名用カードドライバ

HPKI 署名用カードドライバは、HPKI カードを用いて署名を行う際の一種の「カードドライバ」です。

Mac/Windows/Linux から HPKI 対応カードリーダーを操作する際の基本的な部分を受け持つアプリです。
これ自体としては、エンドユーザー向けの機能はありませんが、chrome 拡張 HPKI signer などを使う際に必要になってきます。

インストール方法

以下より test2.pkg などをダウンロードしてください。

test2.pkg (MaOS 13.2 Ventura 以降の Intel 及び Arm Mac)
test2a(Windows11)
test2b(Ubuntu22)

次にセットアップツールをダウンロード実行します。

をダウンロード後、アイコンダブルクリック。

/tmp フォルダに signersetup というファイルができているので、実行させてください（コマンドラインでもいいですし、ダブルクリックでもいけます）

testX.pkg ファイルダブルクリックでインストールが始まります。
なお、以前は Arm 対応しかしていない、というようなことを言ってましたが、ビルド設定をよくみたらユニバーサルバイナリになっていて、おそらく Intel Mac でも動くと思います。

インストーラーの指示に従ってインストールしてください。

HPKI 署名用カードドライバは汎用的に使えますが、ブラウザで使用することを強く意識して作成されています。

chrome 拡張の機能を使うことで、Webページ⇄HPKIカードのデータ転送が可能になります。（デモ的な chrome 拡張は~~近日公開予定~~）→ 公開されました（2024/05/25）

HPKI 対応カードリーダー・chrome 拡張が適切にセットアップされているならば、ブラウザ上で HPKI カード秘密鍵による暗号化（電子署名）を行うことができます。

デモページを https://phazor.jp/hpki/sign.html に作成したので、参考にしてください。

設定がうまくいけば、↓ のように署名値が得られます。